~3分で読める~ 就活で使える英語資格4選
皆さんこんにちは、SUKIMAのネオです!
今回は、前回書いた「就活と資格の関係」に関連して、英語資格取得についてお伝えします!大学生が取得を目指す資格の中でも、就活につかえる資格4つを紹介するので、参考にしていただけると嬉しいです。
目次
・英語の資格は就活に有利?
・就活で使える英語資格
・まとめ
英語の資格は就活に有利?
グローバルに事業を展開している企業が多い現在、仕事で語学力を必要とされる場もさらに多くなっていくでしょう。そのため、英語を常に使用する業務を行う仕事ではなくても、英語力を学生に求める企業は増えています。大学新卒者に求めるTOEICのスコアの目安をHPなどで公開している企業も非常に多いですね。
例えば、楽天株式会社では800点以上(入社までに)という目安が明記されています。(2020年8月現在の情報です。また、職種によって異なることがあります。)TOEICスコアで不合格になることはないものの、入社までに800点を取得することが必要とされています。
もちろん、この例のように全ての企業で英語を中心とする語学力を証明する資格の取得が必須というわけではありません。しかし、はじめに述べたように、国際的な企業活動が活発になっている現在、英語が使えるビジネスパーソンの需要は年々増加し続けています。
TOEICの主催団体が行なったある調査に協力した上場企業のうちの75%が「業務で英語を使用する」と回答しました。(2013年 「上場企業における英語活用実態調査」報告書)この調査が行われたのは2013年のため、現在はこの結果以上に需要が高まっていると考えることができます。「業務で英語を使用する」と言っても、毎日英語でコミュニケーションをとらなければいけない仕事も、年に数える程度しか英語を使用しないという仕事も含まれているので、就活生全員に高い英語力を求められているというわけではありません。しかし、この調査結果から企業における英語の使用頻度は上がり続けており、いざというときには英語ができる人材を確保したい、と考える企業も増えていると考えられます。そのため就活では、履歴書の資格の欄に高いスコアの英語資格が書いてあると、目に留まりやすくなることもあります。
就活で使える英語資格
ではここからは、就活で使える英語資格を紹介します。
TOEICは非常に知名度の高い資格試験の一つです。大学でTOEICの受験が必須・推奨されることも多いため、既に受験されたことがある方も多いと思います。ビジネス英語のレベルを知るための代表的な資格試験であり、日本のビジネス英語の資格としてポピュラーです。
結果は10~990点のスコアで表示され、年に10回全国で開催されています。初級~上級レベルの英語力を一律に評価してもらえます。TOEICには合否がなくスコアのみの評価なので、勉強したのに不合格でお金を無駄にしたと感じることもないため、とても受験しやすい試験です。
英語での日常会話に支障がなく、ビジネスでも英語で業務を遂行できると判断される点数が600点、国際部門や外資系企業では英語で商談ができると判断される点数が800点以上と言われています。そのため、まだ受験されたことのない方は、まず600点を目指すことをお勧めします。
TOEIC同様、非常に知名度の高い資格試験です。この試験は、ビジネス英語能力を測るTOEICとは違い、コミュニケーション能力を測るテストです。ビジネスの場よりも、大学の入学試験での学科試験免除などの優遇、海外への留学時の語学力証明資格として扱われることが多いです。
TOEICと異なるのは、英検は合否を伴うという点です。英検3級以上の級の受験では、基本的なリーディング、リスニングに加え、二次試験として面接試験が行われます。また、準1級以上ではライティングも含まれます。
こちらの試験も1度は受験したことがある方が非常に多いと思います。英検を就活で使うのであれば、最低でも2級を取得しておくことをオススメします。準1級や1級は、2級に比べ合格率が下がるため、優れた英語力を示すことができます。
ここからは今まで紹介してきた2つの試験に比べ、知名度は低いものの、高い英語力をアピールしたい方にオススメの試験です。国連英検は、国際連合の普及活動の一環として行われている英語検定です。特徴として、「国際協力」「国際理解」がコンセプトとなっているため、出題される内容が国際的な時事問題である場合が多いことが挙げられます。リーディングやリスニング、ライティングに加え、A級以上は二次試験で面接が行われます。
英語力だけでなく、国際問題への理解度が問われる試験のため、難易度は高いです。しかし、英語力だけでなく国際意識の高さをアピールできます。国際機関や国際公務員としての就職を希望している方には必須の試験です。
主にビジネスの場での実践的な英語力を問う試験です。企画書や報告書、請求書、履歴書、電子メールなどの作成などが出題されるため、TOEICよりもリアルなビジネスの場面に特化した試験と言えます。
2~3級は試験会場によっては頻繁に行われているため、非常に受験しやすいのも1つの特徴です。また、パソコンを使った試験のため、合否もすぐにわかります。実践的なビジネス英語力をアピールするという点においては、他のどの試験よりも有効的です。貿易関連の仕事、英語を必須とする企業などへの就職を希望している方には、2級以上の取得を目指すことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?他にもLinguaskill Business(リンガスキル ビジネス)などの試験もありましたが、今回はポピュラーなものを4つ紹介しました。「既に英語力に自信がある」「外資系を強く希望する」わけではなく、幅広い会社で英語力を評価される資格を取りたいという方にはやはりTOEICが最も効率的な道ですね。参考になれば嬉しいです。
Writer 横山 颯
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